:「日本経済社会のパラダイムシフト
- 新しい公共とグローバル市民社会の形成 - 」
本日は井出先生ご講演ありがとうございました。
日頃ニュースであげられている項目や、これまでの世界情勢含め、新たに認識させていただきました項目各種ございました。
先生のご講演の中で印象深かったことは、歴史も過去を紐解く重要性があると言うことでした。
私は学生時代理系でしたが、理系は過去の研究者の事象を基に今後の可能性、実現性を導き出すものでした。理系も文系も根本的に考えるべき内容の方向性が似かよっているものと知り、新たな考え方が生まれたと感じました。
本日のご講演は私にとって非常に貴重な経験であり、新たな視野を広げられるものと感じました。
今後も諸先輩方のご講演を拝聴し、自信の新たな思考を成長させたいと感じました。
第2回講演会 - 2012年03月17日(土)
講師:49回(1953年)卒 中澤孝之さん
3月17日(土)白鳥前幹事長の事務所(港区西新橋)で、49回卒、元時事通信社モスクワ支局長中澤孝之さんによる第2回目のミニ講演会が開催されました。 今回は「ソ連解体の真実に迫る」というテーマでした。
ソ連邦消滅の要因は、スターリニズムの負の遺産ともいえる硬直した官僚機構、非効率性等内部矛盾の顕在化等一般的に考えられているものだけでなく、ソ連を経済的に疲弊させるための米国が仕掛けた周到な経済戦争がソ連の弱体化、混乱をもたらし、崩壊にいたったとのお話でした。
一方ソ連邦消滅の直接のきっかけとなったロシア(エリツィン)、ウクライナ、ベラルーシ
共和国首脳3人による91年12月のクーデター(ベロベーシ合意)であるが、その陰謀が巡らされていたまさにそのとき、酔っ払って階段から後ろ向きに転げ落ちそうになったエリツィンの巨体を、ベラルーシ代表のシュシケビッチが寸前で支えることが出来なかったら、歴史は違った展開になっていたかもしれなかったと。
また、ベラルーシKGBのシルコフスキー将軍がこの陰謀の模様を特別通信でゴルバチョフ大統領に報告しており、もし即座にゴルバチョフ大統領が動いたらソ連の消滅はなかったかもしれなかったと。
まるで007やゴルゴ13の物語に出てくるような話がポンポンと飛び出し、歴史に「もし」はないといわれますが、まだ歴史ともいえない身近な記憶として残っている事件の裏にあったエピソードに、まさに歴史の綾を感じた一日でした。
[68回(1972年)卒 小井戸大介 幹事長 記]
第1回講演会 - 2011年09月17日(土)
講師:49回(1953年)卒 中澤孝之さん 演題:「ロシア革命で活躍したユダヤ人たち」
港区新橋の白鳥前幹事長の事務所で25名の出席を得て開催されました。
中澤先生の、自分の足で集め、確認した膨大な資料に裏打ちされたお話は実に迫力があり、また世界中であの場にいた人でなければ知り得ないような新しい事実も披露され、ロシア史、世界の現代史の面白さを改めて感じた一日でした。
講演後、会場で1時間ほどサッポロビールと軽いおつまみで懇親会をもち、中澤先生はその後54回生と一緒にそば屋でニ次会に出られた由。我々若手(?)は、後片付けのあと居酒屋でこちらも打ち上げをしました。
[68回(1972年)卒 小井戸大介 幹事長 記]
|